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海岸線の風-風は陸地を嫌ってる
港岸から一歩入った駐車場ではあまり風が吹いていないのに、ビーチに出るとドン吹きになっていることがあります。これは風に対する、地面と海面の摩擦の違いによるものです。海の水は風に引きずられて一緒に動いてく ...
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地形と風の関係-海岸線近くの地形や建物で風は変わる
港岸に山が迫っている所で、風向きがわからなくなってしまった経験はありませんか。山に限らず、大きな建物などにも風は非常に影響を受けます。山に風が当たると、風は山を通り抜けるわけにもいかず、かといって後ろ ...
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スコールと風-熱帯特有の雨風
南の島に旅したことのある人なら必ず出会ったことがあるでしょう。昼まで晴れていたのに、午後になると一天にわかにかきくもり、滝のような雨が降ってきて、 1時間か2時間で止んでしまう熱帯特有の現象。
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突風と積乱雲-積乱雲からは逃げるに限る
雲は風の吹き加減によってできるものですが、そうしてできた雲が風を生み出すことがあります。特に強い風を吹かせるのが、かなとこ雲とも呼ばれる積乱雲です。
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雲と風の関係-雲ができるわけ
雲が水や氷の粒でできているとは知っている人も多いでしょう。では、その上昇気流はどうして起こるのか知ってますか。 一番上昇気流を起こしやすいのは、気流の収束場所です。狭い所に風が吹き集まったり、違う方向 ...
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風力と風速-気象庁風力階級とは
風の強さは風速計があれば測ることができますQでも、温度計は持っていても、普通風速計は持っていませんよね。また、もし船や車に乗っていたらどうでしょう。仮に風速計を持っていても、自分が進む速さが加わって、 ...
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風速の単位-ノットと時速の違い
気象の観測というのは、観測所が好きな時間に適当に行っているものではありません。日本国内はもちろん、1日2回は港界中で同時刻に行われています。そうしないと正しい天気図が描けませんし、特に今の天気予報はコ ...
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最大風速と最大瞬間風速-天気予報での風速の種類
猛烈に発達した低気圧や台風が接近すると、テレビのニュースや天気予報が俄然騒がしくなります。その中で風に関してよく聞かれるコメントが今後予想される最大風速は20ワ盲から25%の見込みですとか先准○○で3 ...
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夏の風は軽い-夏はセイルをワンサイズ大きめに
夏と冬では風速が同じでも風の重さが違うと言われています。その理由は、まず空気が温度によって本当に重さが違うことが挙げられます。
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偏西風と風-天気は西から変わっていく
日本では天気は西から変わると言われます。実際、夏を除けばほぼこの言葉は当てはまり、九州で雨が降り出すと、大体その翌日には東北地方の南部から関東地方にかけての東日本で雨になることが多く、晴れるのも同じよ ...
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トレードウインド-熱帯地方の貿易風
地球上にはさまざまな規模の風が吹いていますが、中でも赤道に向かって吹き込む東風の存在は昔からよく知られていて、帆船の時代には、この東風が吹いている海域は海上貿易のための重要な航路でした。
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風はいつもガスティ-海の色からブローを見わける
今では大抵の家庭にエアコンがあるので、使っていない人も多いことと思いますが、扇風機の風を思い出してみてください。最近の扇風機には風量が自然に変わるモードが設定されていますが、昔の扇風機はずっと同じペー ...
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停滞前線と風-季節の変わり目はガスティ
日本では、季節が移り変わるとき、必ず雨が降ります。夏をはさんでの梅雨と秋雨は全国的に大雨や、ときには集中豪雨となるようなダイナミックな雨期ですし、冬と春の間には菜種梅雨、秋と冬の間にはさざんか梅雨など ...
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寒冷前線と風-風向きが急変する寒冷前線
発達し始めの温帯低気圧は中心の西側に寒冷前線を伴っています。寒冷前線というのは、暖かい空気の下に冷たい空気がもぐり込んでいる所の境界線で、前線の南側は温暖前線に向かって暖かい南風が吹き込み、北側では冷 ...
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温暖前線と風-吹きはじめで温帯低気圧の進路がわかる
温帯低気圧の東側には温暖前線が伸びています。低気圧は西から東へ進みますから、低気圧が通過するときは、最初に温暖前線が近づいてきます。 温暖前線というのは、もともとあった冷たい空気の上に南から進入して ...