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ウインドサーフィン 関西ゲレンデガイド|ウインドグル全国版

地形と風の関係-海岸線近くの地形や建物で風は変わる

港岸に山が迫っている所で、風向きがわからなくなってしまった経験はありませんか。山に限らず、大きな建物などにも風は非常に影響を受けます。山に風が当たると、風は山を通り抜けるわけにもいかず、かといって後ろからは強く押されるので、山の左右を迂回して吹くか、山の上を越えて吹くしかありません。

一見、風が山を越えるのはたやすいことのように思えますが、いくら空気でも、地球の引力を振り切って、しかも自分の上に乗っかっている空気を押しのけて山を昇って行くには相当なエネルギーを必要とします。したがって、山を吹き越える風というのは、相当パワーのある風だと思っていいでしょう。ですからほとんどの場合、風はなるべく山昇りをしなくてすむように山を迂回することになります。 

風が山の真後ろから吹いてくる場合、山の風下側では山腹を回り込んで、元々の向きよりも山に沿うような向きで吹き出してきます.そして、ほとんどは元のコースに戻るのですが、一部は元のコースとは逆に山に向かって戻るように吹き、山のふもとでは風が複雑に渦を巻きます。また、山から離れると山の上を吹き適えてきたパワーのある風が再び合流して、風が勢いを増します。それにより、海岸に山が迫っているような所では、沖では強いオフショアなのに、海岸にいると弱いオンショアであるのと勘違いしてしまうことがあります。 

また、海岸に山が2つ並んでいるような所では、オフショアの時は山と山の間から扇状に風が吹き出します。このため、海岸では場所によって風向が全然違い、やはり山のふもとでは風が複雑に渦を巻いて、オンショアと勘違いするような所も出てきます。 

このような風と地形の関係を知っていれば、風は見えなくてもまわりの地形を見て風の通り道を見つけることができます。後は風のオリジナルコースの見極めですが、もし雲が出ていれば、雲の動きでわかります。

厳密には上空の風と地上の風は若干向きが違うのですが、せいぜい角度にして20度もない程度ですから、オンショアとオフショアを間違えるようなことはありません。ただし、あまり上空の刷毛で書いたような雲は、別の風に流されている可能性がありますから、あてになりません。また、雲がない時は、山の上の木の揺れ方を見てみたり、実際に海岸線に沿ってひと通り歩いてみるのも有効でしょう。

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