住所:沖縄県うるま市与那城屋平
沖縄本島の勝連半島から平安座島を結ぶ4.7kmの無料の道路です。島を結ぶ橋ではなく、浅瀬に堤防を作って海の中を通した道路なので、海中道路と呼ばれています。
道路は片側2車線で中央分離帯があり、ほとんど直線の道路なので非常に走りやすく、海の中を走っているようにとてもきもちがいい道路です。両側は金武湾の美しいエメラルドグリーンの海が広がっていて人気のドライブコースになっています。
海中道路の中央付近には海の駅「あやはし館」があり、駐車場やレストラン、お土産、トイレ、シャワーなどの施設があって、ドライブなどの休憩に便利です。
また夏のシーズンには、マリンジェットやバナナボートなど、アクティビティなども出来て、マリンスポーツなども楽しめます。
海中道路ゲレンデ
海中道路は東西に走る道路です。海中道路の中央付近の海の駅周辺の南北の海岸がウインドサーフィンやカイトサーフィンのゲレンドとなります。
しかし海中道路周辺の水深はとても浅くて、干潮の時は海の駅西側の北向きの浜だけが出廷できます。満潮になれば南側の浜や、海の駅東側北向きの浜で出廷できます。
海中道路北側のゲレンデ
南側の浜は、沖合い200メートルあたりに浅瀬があって、周りを囲まれてる湖のような状態のゲレンデなので初心者にも安心です。
海中道路南側のゲレンデ
海中道路は、海の中のゲレンデなので、まわりに風をさえぎる山や建物などのブランケがなく、風が安定して、とても乗りやすいゲレンデです。
また、海の駅の公園は芝生があって、セイルのセッティングなどしやすく、目の前が海なので、セッティングしてすぐに出廷できます。
海底は砂浜ですが、所々に岩やサンゴのカケラも多いので、浅いところに沈する場合は気をつけた方がいいでしょう。できればブーツを履いておけば安心です。
駐車場やトイレやシャワーなどの設備もあるので、非常に快適なゲレンデだと思います。
南側の浜と、北側の浜とは、道の駅にある歩道橋で渡ることもできますし、車をUターンさせて片側の駐車場へ留めることもできます。
海中道路のコンディション
ウインドサーフィンのベストシーズンは、10月後半から4月頃までです。北側、南側の浜なのでどの方向からの風でも出廷できますが、干潮の時は海の駅西側の浜からしか出廷できません。
シーズン中のベストな風はやはり北から西の風で北側のゲレンデで乗るのが一番快適です。
4点台の風でも海面はフラットで、それ以上吹いても大きな波が立つことはありませんので、スラロームやフリースタイルに向いたゲレンデです。
北側は延々と沖合いまで行くことができますが、北風の場合は海中道路と並行して走ることになりますが、勝連半島付近は水深が浅いので、公園の西の端あたりで引き返した方がよさそうです。
海中道路の設備
ゲレンデ前の海の駅公園は駐車無料です。ゲレンデのまん前に車が留められるのでセッティングにはとても便利です。しかも芝生なのでリグを痛めることもなく、風待ちで置きっぱなしにしていてもOKです。
公園のところどころには公衆トイレもあります。道の駅にはコインシャワーやトイレもあるので、着替えやシャワーにも困りません。
海の駅「あやはし館」内にはレストランもありますが、水着で入ることはできないので、レストランに入る場合は着替える必要があります。中に入らなくても、外のフードコートではラーメンやカレーなどの軽食や、天ぷらなどの食べ物も売られています。
この天ぷら屋さんにはもずくの天ぷらや白身魚の天ぷらなどは名物らしく、とてもおいしいのでオススメですよ。ウインドサーフィンの合間に小腹がすいた時にはちょーどいいですよ
海中道路は、平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島の4つの島まで通じています。これらの島は神の島といわれ、島のあちこちにパワースポットも点在しています。海も非常に透明度も高く、景色もいいので、ウインドサーフィンのついでにまわってみてもいいでしょう。
また世界遺産の勝連城跡も近くにあるので、海中道路からの帰りによってみてはどうでしょうか。勝連城跡はさほど高い城ではないので、すぐに頂上にまで歩いて行けます。海中道路や太平洋が見渡せるのでとても気持ちいいですよ。
世界遺産の勝連城跡
海中道路でのウインドサーフィン
沖縄県外の人がウインドサーフィンをしようとすると、フェリーや飛行機で道具を運ぶというのは現実的ではないので、やはりショップでレンタルするしか方法はありません。
沖縄ではレンタルできるショップも限られていますが、海中道路で一番近くのショップは「ポポロポイント」です。海中道路から車で5分ほどなので、風が変わった時のセイルの交換などの時にはすぐに来てもらえます。
道具はあまり新しいとはいえませんが、微風から強風用のセイルも揃っているので、どのレベルのセイラーでもレンタルできるショップです。