5月の中旬、本州や九州、四国が初夏の陽気に包まれる頃、南の沖縄では早くも梅雨を迎えます。梅雨前線は始め中国大陸の南部から八重山諸島の方に伸びてきて、その後北上南下を繰り返しながら次第に北の方に移って行きます。 このため沖縄の梅雨は入りも明けも本土より1ケ月ほど早くなり、梅雨は期間がちょうど暦の小満から空種の頃が梅雨に当たるため、梅雨のことを小満菅種(ス-マンボース-)と言いHI 夏至の頃になると夏至南風(カーチベ-)が吹いて梅雨前線を北に押し上げ、沖縄に夏がやってきます。カーチベ-は太平洋高気圧から吹き出 ...